SUGOI-neの肥料は・・・枯れ落ち葉である。
この枯れ落ち葉は、ラン菌のエサであると。
その最終段階で枯れ落ち葉が分解した養分をランが吸収して生育することになる。

だから、SUGOI-neの肥料というのはランへの肥料ではなく、ラン菌への肥料である。
ラン菌を上手く繁殖できれば、ラン菌がSUGOI-neを分解してランに供給する。
SUGOI-neは生の樹皮で作るからエネルギーの塊である。

植物に必要な全成分が含有している。

 潅水と肥料の関係。

  SUGOI-ne栽培は、栄養生長期(雨期)に
  絶対乾燥させてはならない。
  オシボリ以上の乾燥はさせてはならない。

  乾燥させると・・・ラン菌が水も養分も
  猛烈に吸収して、栄養生長期にランは
  休眠状態になる。
  ランから見れば、夏に「乾期」がきたような
  ものである。天変地異である。


  インド、ブラジルにも夏に乾期になるところが有る。
  そこでは樹は葉を落とす。紅葉のように・・・・。
  ラン栽培では、絶対、このような乾燥を栄養性長期
  にしてはならない。
  カトレアの水ゴケ栽培では、乾燥させる人多い。
  SUGOI-neで大失敗する。

  「カツオブシ製造」してカチカチになる!!
SUGOI-neの開発目標は「自生地再現」。
ランの自生地では誰も肥料をやらない。
これが、ラン栽培の原理原則である。
肥料を与えるというのは・・・・どういうことなのか。


水ゴケ、軽石、バーク・・・等、現在ラン栽培に使用されているものは、
全然肥料分、その他の養分を含まない。
自生地の枯れ落ち葉がないからである。
これらのコンポストには・・・炭素循環はない。
それに加えて、毎日潅水に用いる水は、肥料分があってはならない「水道水」「井戸水」。
これでは、ランも栄養失調になる。
ラン栽培は自生地再現が原則であるが・・・・
このコンポストと水に関しては・・・自生地再現と程遠い。
更に「ラン菌」がいない。

このことを頭に入れておいて、SUGOI-neを考えること。
SUGOI-neの原料は、杉、ブナ、ナラ、コナラ・・・などの生の樹皮で製造している。
ランに必要な全成分が含まれている。
形成層を含んでいるから、細胞増殖するオーキシン、カイネチン、コエンザイムQ10のような
ものも含んでいる。
濃い糖分も有る。

「ラン菌」
宇井清太が世界で初めて発見した材木腐朽菌が含んでいる。
つまり、SUGOI-neは世界で初めてラン菌入りのコンポストである。

このラン菌の意味が、不思議なことに・・・全然理解できない人がいる。
自生地ではラン菌が肥料工場の役目をしている!!
この工場があるから自生地では、誰も与えなくても良いのである。
自生地では毎年新しい枯れ落ち葉が生産されて、この養分がラン菌によって供給されている。
ところが水ゴケには肥料工場のラン菌がいない!!
だから、化学薬品お肥料を与えることになる。
そして・・・・糖尿病である。


SUGOI-ne栽培で本当に無肥料で栽培可能か?
  1 出来るランと出来ないランがある。
    こう書くのが正しい。
  2 出来る人と出来ない人がいる。
    こう書くのが正しい。
  3 植える時期で出来る時期と出来ない時期がある。
     こう書くのが正しい。


 1について
   ランには多種多様な原種、園芸品種が有る。
   当然、肥料の要求には大きな差が有る。
   肥料は人間が与えるものだから、栽培者の考え方で、
   自生地と同じ生育で満足出来る人もいれば・・・・
   満足できない人もいる。
     毎日観察すれば・・・・なんとなく栄養失調気味なことは見える筈。
     その時与えれば良いことである。
     
     SUGOI-neの一年目は肥料が必要なことが多い。
     なぜなら、SUGOI-neの養分、肥料分を「ラン菌」が食べてしまうからである!!
     このことを充分注意すること。
     カトレアなどで、2,3ヶ月後、何日か乾燥させた場合、
     特に肥料切れが目立つ。
     ラン菌が生きるために、水も肥料分も吸収してしまうからである。
     このラン菌の活動を全然考えないと・・・・
     SUGOI-neは・・・ヘン?・・・・となる。
     自生地なら、毎日のスコールが降る。

     稲妻が合成する「尿素」でランもラン菌も生きられるのに、
     水道水では、ラン菌とて大変なのである!!
  原種
     野性らん・・・・殆どいらない。  
                少量の生油粕、尿素の液肥5000倍時々で充分。
                燐酸、カリはSUGOI-neで充分。
     地生ラン・・・・洋蘭、東洋ラン。
                少量の生油粕、尿素の液肥5000倍時々で充分。
                燐酸、カリはSUGOI-neで充分。
     着生ラン・・・・少量の生油粕、尿素の液肥5000倍時々で充分。
                燐酸、カリはSUGOI-neで充分。
 園芸品種
    人間が作った品種は肥料は必要と考えた方が良い。
    一番必要に見えるのがカトレアである。
    無肥料で試験すると・・・・極端に栄養失調になる品種がある。
    井戸水、水道水では明瞭になる。
    外に出して、夕立に当てると、雨水の「尿素」で・・・極端には現れない。
    乾燥気味の潅水では極端に現れる。
    ラン菌が水分を奪うから・・・ランは水分不足と同時に養分不足にもなる。
    カトレアでつまずくのは・・・・この場面である。
     当然、逆の肥料をやったら、ゼッタイにカラカラの乾燥をしてはならない。


 2について
   夏、外に出せる人。
   出せない人。
    夕立に当てれば雨の尿素が効くが、外に出せない人は当然水道水を潅水するから、
    肥料不足になる。
    夕立は30分も1時間も降る。
    根の柔組織に尿素の含んだ雨水が入る!!
    ランの自生地では毎日・・・このスコールが降る。
    だから、コチョウランもバンダも生きられる。
 3について
    春の温度の低い時に植え替えたものは、外に出して雨水を与えれば、
    大きく肥料不足は起きない。
    この理由はゆっくりラン菌が繁殖するからである。
    夏に植えたものは激しき窒素飢餓がが起こる。
    ラン菌がSUGOI-neから溶け出した養分を激しく奪うからである。
    ラン菌が猛烈に数日で繁殖するから、このためのエネルギーは、
    ものすごく必要とする。
    ランが「負け組み」になる!!
    このことを頭に入れておかなければならない。
    自生地では、ラン菌が大繁殖する温度の時期は、雨期である。
    多量の、長時間のスコールには、充分な「尿素」が含まれているから、
    窒素飢餓が起こらない。
    自然は良く出来ている。
    拉致して・・・小細工してラン菌のいないコンポストで鉢などに入れるから、
    ややこしい・・・・事が出てくる。


    SUGOI-neで夏に植えた場合は、
    ランに肥料を与えるのではなくて、ラン菌に肥料を与えるつもりで与える。
    置肥なら少しづつ2週間に一回位与える・・・・ラン菌に!!


 これまでの、ラン菌のいないコンポストでは
   1 自生地の地上部の温度、光、空中湿度、通気・・・。
   2 根の部分の湿度、雨、肥料・・・。
       この二つを考えればよかった。
        しかし、SUGOI-ne栽培では、もう一つ新たな要件が加わった。
   3 ラン菌。
     このラン菌のことを考えなければ、潅水も肥料も適確には行なえない。
     SUGOI-neで失敗した人の多くは、この「ラン菌」のことを考えないで、
     これまでの水ゴケ栽培のやり方をSUGOI-neに行ったためである。

     例えば、素焼鉢で夏に潅水が少ないと、
      これまでは根腐れはおきないし、ランは水を欲しくて根を伸ばしたが、
      SUGOI-neでは「ラン菌」がいるので、それでは終らない。
      ラン菌が・・・猛烈に水分と肥料分、その他の養分を奪い尽くした上に、
      それでも足りなければ、ランの根からも奪ってしまう。
      「共生関係」は環境が良い状態の時である。
      環境が良くないときは・・・・関係は簡単に崩れる!!

      ラン菌は生きるために、冷酷な姿を現す。
      思えば、ランは森では「新参者」!!
      森床の主役は「菌」なのである。

  つまりSUGOI-ne栽培では
    1 自生地の森、林床の一年の変化サイクル。
    2 ランの一年の変化サイクル。
    3 ラン菌の一年の変化サイクル。
        を想定する必要がある。自生地では良く噛み合っている。
 森の樹も 森床の多くの草も、コケも、そこに自生するランも、ラン菌も、
 自生地の一年移り変わる四季、雨期、乾期・・・・などの変化に適応するように
 進化し生きてきたのである。
   これまでのラン栽培では、この「ラン菌」の四季の、雨期、乾期の
   環境変化の中で行われる生命活動のことがが欠落していた。
   サイクルがかみ合わないと失敗する。
   SUGOI-neでは特にラン菌と潅水のサイクル。
   ラン菌と肥料のサイクルが良くかみ合っていなければならない。
   ラン菌が大繁殖する時期に肥料を与えなければ(雨水でないから)、
   養分は、先ず最初にラン菌が食べるから、ランは窒素飢餓になる。

   だから、簡単に短絡的に、乾燥させると「根を伸ばす」というようなテクニックをすると、
   ラン菌の水吸収と大きく乖離するから・・・「カツオブシ製造」ということになる。
   SUGOI-neは、多湿では「根腐れ」しない。
   ラン菌の働きである!!
   ここがSUGOI-neの革命なのである。
   自生地では・・・・ランの根は・・・・簡単には根腐れなどしない!!
   ラン菌と共生しているからである。


   だから、SUGOI-neの潅水は、
    ランに与えるとともに、ラン菌にも与えるつもりで行う必要がある。
    この考えが欠落すると、SUGOI-neで失敗する。
    別な・・・乾燥を好むキノコが生えてくる!!

    自生地のキノコの世界でも優勝劣敗は有る。
    その条件に適した菌が大繁殖する。
     
    ランに適さない菌が繁殖したのではSUGOI-neの意味は全然ない。
    肥料と一口に言っても、
    SUGOI-ne栽培では、このラン菌培養が上手く行ってのことである。
    SUGOI-ne栽培は、ランを作るより先に、鉢内にラン菌培養を行わなければならない。
    そのための潅水が必要になる!!
    どんなに乾燥させてもオシボリの湿度まで。
    この湿度で・・・・根には「ペクチン」が発現する。

    つまり、ランの自生地の森床には枯れ葉、落ち葉が堆積している。
    ここに材木腐朽菌が繁殖。
    枯れ葉、落ち葉を材木腐朽菌が分解して・・・養分を製造。
    この養分の分け前をもらってランは生きてきた!!
    ランが主役の世界ではない。
    「おこぼれ頂戴」!!



    

  2年目の肥料は・・・

    SUGOI-neをラン菌が分解始めるから、1年目のように「肥料切れ」はおきにくくなる。
    水ゴケ栽培より少なくてよい。
    自生地では毎年新しい枯れ落ち葉が生まれる。
    このことを真似ればよい。
    生油粕で枯れ落ち葉の代用にする。
    新しいSUGOI-ne1号を少し補充する。

   2年目の肥料の与え方参照
  クリック
    

   SUGOI-neの肥料は要するに・・・・
    ランに与えるというより、ラン菌に与えると考える。
    この肥料は雨水の代わりである。
    後は・・・ラン菌が活動して・・・・肥料工場になって・・・ランに供給してくれる。
    このメカニズムを理解しないと・・・・・
    潅水を間違えて、カラカラにして・・・・元気が良くないことになる!!
    これが、自生地の姿である。
    誰も、自生地で肥料を与えない。

  何よりも他人から聞くより・・・・
    毎日観察して・・・シグナルを見落とさないこと。
    栄養失調の姿も見えない、聞こえないでは・・・・植物栽培以前の問題。
    感性の問題である!!
    この感性だけは・・・教えることは出来ない。
    自分で磨くよりナイ。
    どんな世界も同じ・・・・。



 なぜランは水ゴケ、バーク、軽石で作れるのか?

  これらのコンポストにはほとんど養分は含まない。
  ランは養分を含まない用土でも作れる!!
  何故なのか?
  ラン科植物はシャボテン、カラマツ、ブルーベリーなどと同じに、
  非常に養分の乏しい場所で生きる植物である。
  これらの植物を「貧栄養系植物」という。
  栄養の豊富な場所は、既に、他の植物に占領されており、
  新参者のランに残されている場所は不毛の場所しか残されていなかったのである。
  貧しい場所で生きるには、一年で生長する量も僅かである。
  芽生えてから次の世代の実をつくれるまで、つまり花をつけるまで数年から10年も要する。
  
  つまり、ランは、非常に少ない養分(肥料分)でも生き続けることができるように進化した植物である。
  このようなランに肥料を与えるということ自体が、そもそも人間の身勝手なのである。
  より立派な花を咲かせてやろうという下心が見える行為である。
  人間の欲望、向上心の行為である。
  ランのため?
  そんなこと考えるより・・・自分のため?・・・・である。

  ランの自生地、ランの自生地におけるランの生活。
  そこでは誰も肥料などやらない。
  肥料という言葉すらない。
  肥料という言葉は、農業で作物栽培い使う言葉、概念である。
  ランの原種は「作物」ではない。
  作物というのは・・・人間が「作った物」だから作物という。
  ランの交配種である園芸品種。
  ランでもっとも交配が重ねられた品種でも原種から数えて約10代目である。
  このように少ない継代では、ほとんど未だに「作物」と呼べない。
  自生地を忘れていないということである。
  だから、ラン栽培では、原種も園芸品種も自生地の条件を再現しなければならない。
  自生地では前記したように誰も肥料などやらない。
  僅かな有機物を材木腐朽菌、乳酸菌、酵母、その他の微生物、ミミズなどが分解した、
  特にランにおいてはラン菌(材木腐朽菌)が枯れ葉、植物の死骸を分解した時にでる糖を、
  主なエネルギー源にして生きる。
  これに、腐植に僅かに含んだ窒素、燐酸、カリ、微量要素、
  その他の有機酸、アミノ酸などが吸収される。
  スコール、雨に含んだ「尿素」が窒素成分となって吸収される。
  この状態で生存出来る植物である。
  ラン栽培は、これを真似ればよいこと。

  ところが、この自生地を真似ることがこれまで不可能であった。
  肝心要の「ラン菌」をコンポストに入れることが出来なかったからである。
  ラン菌の研究がなかったからである。
  自生地におけるラン菌による炭素循環が出来なかったからである。
  「ブドウ糖」のよう面散布?
  そんな簡単で単純なことで解決できるほど、自然は、ラン菌の働きは単純ではない。
  つまりこれまでのラン栽培は、自然を「ナメタ」ものである。
  自然を侮ってきたのである!!

  ラン菌のいないコンポストでのラン栽培は、現在の水準が限界である。
  これ以上の進歩は望めない。
  SUGOI-ne栽培はどうか?
  今の水準を無造作に越えられる。
  そういうことである。
  自生地における炭素循環が可能になったからである。


  SUGOI-ne栽培で成功するには
    ランが水欲しい時潅水すれば良いことである。
    根にペクチンがでた時、ランが喉渇いた状態である。
    人間も喉渇いた時水を飲むではないか?
    ランも同じ。
    ランが水を欲しがっているのに、何日も潅水してあげない。
    これは拷問に等しい。
    根のペクチンを観察すること!!
    SUGOI-ne栽培の決め手は根のペクチンである。

    ところが、世界のラン界は、これほど植物分類学の権威が大勢いるのに、
    根のペクチンを知っている人いなかったのである。
    ランの喉の渇きを表現出来るシグナル、言葉がなかったのである。

    水ゴケが乾燥したら・・・潅水?
    こんな表現で指導してきたのである。
    教えてきたのである。

  
  
  

    
           SUGOI-neの肥料の与え方
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